Testimonials

楽器をツールとして
使いこなす

〜クラリネット奏者、音楽指導者の方から〜

もっと伸びやかな響きのある音になるように、もっと豊かな表現ができるように…と思いながらも、体や手指が硬くなって、息やアンブシュアも柔軟でないことが気になっていて、このアカデミーを受講させていただきました。

一言ではとても言い表せないけれど、気づきと感動の連続でした。

イリヤン先生の音や演奏をこんなに近くで聴けることも本当にすごい感動で、たっぷりレッスンしていただいたのだけど、あっという間の時間で、まだまだ教わりたい気持ちでした。

レッスンでは、表面的でなくいろんな角度から見ていただいて、いろんなポイントから改善点を教えていただいて、さらに悪いポイントと改善されたポイントが実際に体感できたことが本当によかったです。

今まで表面的なことにとらわれすぎていたことにも気づき、体の内側のことや空間や呼吸の感じ方も全く変わって、とても吹くのが楽になりました。

こんなにクラリネットのレッスンが楽しいと思ったのは初めてです。ウェーバーのコンチェルト1番。大学受験ぶりに演奏したけれど、もっと魅力的に演奏できるように練習してみたい。練習できる時間が楽しみで仕方がないです♪

また受講させてもらいたいと思います。ありがとうございました!

〜音楽高校へ通っている生徒さんのお母様より〜

高校は音楽科に進学しましたが、レッスンの度に毎回落ち込んで帰ってきたり、泣きながら帰ってきたりという日々で、音楽を学ぶって苦しいんだなぁ…と思っていました。

しかし、イリアン先生のレッスンを受けて毎回笑顔で帰ってくる様子に驚いていると同時に本当に音楽を楽しんで学んでいる様子が伝わってきて先生や奥さまに出会えて本当によかったなぁと思います。

コンクールを控え、うまく演奏できない悩みと焦りを抱えていたとき偶然、 イリアン先生のマスタークラスのイベントを知り、参加させていただきました。そこでうけた指導により、一瞬で音色が変わった衝撃は今でも忘れられません。その後、アカデミーにも参加させていただき、音色や曲の表現など明らかな変化を実感することができました。短期間でしたが、本当に数多くの気づきがあり、ここでの学びが大きな自信になりました。

本当にありがとうございました。

クラリネット奏者、クラリネット指導者の方から

渋谷のノナカ・アンナホールにて行われた、イリヤン・イリエブ氏のマスタークラスを受講しました。

私が受講の決意をしたのは、イリエブ先生が、ボディ・マッピングやボディ・アウェアネスなどを用いてレッスンをする、という紹介があったからです。

私は音楽表現を実現するために、自分の体をどう使えばいいのかいつも考えています。そしてそれが「できた・できない」レベルでなく、自由に選択しながら動くことを目指しています。なので、イリエブ氏については何も事前には存じ上げませんでしたが、すぐに受講を申し込みました。

ズバリ、行ってよかったです。

まず、クラリネットを演奏するメカニズムをクリアに知ることができました。音が出てしまっていると、見逃しがちな事です。音が出て入ればOKではなく、よりコントロールが細やかにきき、理想の表現を実現するために、メカニズムを知ることは重要です。それをイリヤン先生は漠然とした感覚論でなく、具体的に順序や見本を示し伝えてくれました。それによってリードがさらに豊かに振動するようになりました。身体的なメカニズムに併せてメンタルについても教えてくれました。

また、その知識の広さと深さによるインタープリテーションも刺激的でした。私が持って行ったのはコバチェの「ファリャへのオマージュ」でした。イリヤン先生は演奏した事が無いとの事でしたが、作曲家や作曲された時代、題材、題材の背景などから、各音の長さ、発音時の子音の選択、時間の取り方、ナドナド説得力のあるアイディアを提案してくれました。

何よりも感激したのは、教えることへの真摯さです。開始2分で『僕は教えるからには結果がないと指導者として失格だと思う。短い時間だからバンバンやるよ!』と宣言。それは、例え曲が進まなくても、「単発だから」と誤魔化さずに、どんどん止めて徹底的に伝授していくということでした。持って行った曲は最初の20小節程度しか演奏しませんでしたが、得たことは山のようにありました。

実は、私はこのマスタークラス受講を一旦諦めました。というのも、郷里の父が倒れ急遽秋田に駆けつけました。藤沢に帰ってくるのは前日。直前の練習ができない、これでは良い演奏ができないだろう、とキャンセルをしたのです。そんな時、イリヤン先生のパートナーである伊達路子さんのブログを拝見しました。するとそこにはレッスンについてこんな事が書いてありました。

『あくまで自分が感じることや、思うことを大切に、自分軸を持って、レッスンを受けてもらいたいのです。
そうでないと、自分のためのレッスンになりません。
準備もしないでくださいね!
真面目なみなさんは準備をしたくなるのもわかるのですが、その準備の仕方が間違っていることが多いのです!』

このブログ記事に背中を押されました。

「直前練習はできなくても、これまで十分時間はかけたから奏でたい音楽はある」
「”これでは良い演奏ができないだろう”というのは、レッスンを受けるには不要なことだな」

と考え、今一度レッスンを受けたいと申し出たところ、快くキャンセルの取り消しに応じてくれました。

また、イリヤン先生自身が、怪我によって演奏活動を長年できず、そこから復活するために学んだことを知りました。この経験が、いわゆる「順調に」キャリアを進んでいる演奏者にはわからないことに心を寄せることができるイリヤン先生の強みとのことです。

私自身、高卒から16年のアマチュアを経ての留学だったので、「順調では無い」ことへのシンパシーを感じました。

“マスタークラス”というものに対するポリシーにも心を打たれるものがありました。

私が日本の音大の話を効く限りでは、マスタークラスを受けるにも学内選抜があるようです。これはとても残念な事です。私が留学したユトレヒト音楽院では、生徒が皆平等にマスタークラスを受講でき(無料)とても助かりました。(そしてその生徒たちは全員が“上手い”訳ではありません。しかし、学ぶ権利は平等に持っているのです)

マスタークラスから10日後に教会コンサートで演奏しました。メンタルもフィジカルも明らかに違いました。これまで美しい音に注力して精進してきましたが、そこにパワフルさとダイナミクスの差の広がり、発音種類の多さとそれを実現していける勇気が加わりました。お客様にも「今までで一番いい!」「クラリネットってこんなにたくさんの音色がでるんですね!」と喜んでもらえて本当に嬉しかったです。

今後もイリヤン先生と路子さんにはぜひ日本でレッスンを開催して欲しいです。お二人のメソッドや、レッスン手法、ポリシーは日本のクラリネット界が今まで欲して来たものであり、例えそうでなくても手に入れるべきものだと思います。

  • マスタークラスなんて自分には実力が伴わないと考えていますか?
  • 日本で有名な人から教わる事だけがマスタークラス受講の意義ですか?

ぜひ、イリヤン先生のレッスンを受けてください。真摯に音楽に取り組んでいる人に、先生は全身全霊で研究の成果を惜しげもなく伝えてくれます。