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声の心配事をなくして、ストレスフリーになりたい人へ

  • のど飴が手放せない。
  • 冬になると風邪を引かないか気が気でない。
  • 歌ったあと喉の疲れが気になる。
  • 日々喉の調子を気にしている。
    喉の調子が良い日と悪い日がある。
  • 喋っているときにも
    喉の調子を気にしてしまう。
    本番前は極力喋らないようにしている。
  • お酒や辛いものなど、
    喉に良くないと言われているものは
    なるべく避けるようにしている。

こんな風に喉の調子を気にするあまり、
神経質気味になっている人たちは
多いのではないでしょうか?

ちなみに私もかつては、
喉の調子をいつも気にしていました。

上記の項目は、ほぼ私の実体験でもあります。

『今日の声の調子はどうかな?』
『明日のレッスンでは声がちゃんと出るかな?』

などといつもソワソワしていて、
喉への心配事が尽きませんでした。

けれども、そのときのことが嘘のように、
今では喉に対する不安や心配を抱くことは、
全くと言っていいほどなくなりました。

歌手や声楽を学んでいる学生さんにとって、
喉への不安や心配は、
大きなストレスとなって、
心を憂鬱にさせてしまう
原因にもなります。

喉の調子を気にすることなく、
いつでも自由に声が出せたら
歌手にとって、
これほど幸せなことはありませんよね。

喉の不調に疑問を感じている人、
この先も長く歌っていきたいと思っている人向けです。

なぜ喉の問題が起こるのか?

そもそも、喉の調子を気にしない歌手なんているの?
歌手であれば喉のケアは
プロとして当たり前のことでしょ?

と思う人もいるかもしれません。

私は生まれ持って喉が弱いから、
人一倍気にしないといけないの。
声が以前より出にくくなったのは
年齢のせい、老化現象だわ。

あまりにも長い間、
声の不調が続くと、
多くの人は、
自分を納得させるための
言い訳を探し始めます。

私自身も、
『自分は人より喉が弱い。』
そう思い込んでいました。

そういう人たちにとっては、
耳の痛い話かもしれません、が。

喉に生じる問題は、
喉が歌の楽器として機能していない
ということが理由です。


つまり原因は、発声法が悪いからです。

体が健康であれば、
それ以外の理由はほぼ考えられません。

声の老化現象は、
私たちが考えるよりも
ずっとずっとあとになってから
現れるものです。

歌うということは、
私たち人類に平等に備わっている
属性です。
誰しもが
歌うための機能を
備えています。

生まれ持って喉が弱い人
生まれ持って喉が強い人

生まれ持って声のない人
生まれ持って声のある人

いずれも存在しません。

偉大なオペラ歌手の喉も、
歌手ではない普通の人の喉も、

解剖学的には、
何ら違いはありません。

ただ喉が歌うために機能しているか、
そうでないか、
の違いがあるだけです。

当然、イタリア人だから声が良い。
日本人は声が細い。

西洋人と日本人とでは
体格や骨格が違うから、
声の響きが違う。

これもよく言われることですが、
体格や骨格が違っても、
喉の機能には影響がありません。

時代遅れな見方とも言えます。

喉の問題が度々起こるのであれば、
発声をもう一度見直してみる必要があります。

喉の問題を取り除くことは、歌の先生の役目

歌の先生の役目は、
歌うために、
生理学的に正しい
体の使い方
を指導することです。

それはつまり、
喉の筋肉の正しい使い方を
指導することでもあります。

生理学的に正しい体の使い方
とはどういうことかというと、
身体が本来予定しているとおりに働くための方法、
を言います。

歌の先生は、
生理学的に正しい運動を
指導するにあたって、
同時に、
非生理学的な運動を
取り除くということもします。

非生理学的な運動というのは、
どこか一部を働かせ過ぎていたり、
どこか一部の働きが鈍っている、
という状態のことです

それによって、
どこかに無理がかかったり、
無駄に力が入ってしまう、
ということが起こります。

声を機能させるためには、
長い時間がかかります。

歌を習い始めたばかりの時期は、
非生理学的な運動を
完全に取り除くことができません。

どうしても、歌うときに、
非生理学的な運動が混ざってしまう、
ということが起こります。

だから、なるべく習い始めは
歌うのはレッスンのときだけ、
くらいがのぞましいところです。

ひとりで練習をすることで、
非生理学的な運動を繰り返してしまう
ということが防げるからです。

せっかく学んだ正しいことが、
練習によって
正しくないことに
上書きされてしまっては、
逆効果になってしまうからです。

それほどに、
細心の注意を払って、
声のトレーニングは
行われなくてはいけません。

つまり、歌の先生の役目とは、
生徒の喉を正しく機能させ、
同時に喉の問題を取り除くことでもあります。

ところが、実際には、
歌の先生自らが、
喉の不調を訴える生徒に
耳鼻咽喉科の通院を勧めることがあります。

お医者さんは、
喉の症状を緩和させることはできても、
喉の使い方を教えることはできません。

一時的に症状が回復したとしても、
喉の使い方を正しく習得しない限り、
再び同じような問題が起こります。

喉の不調を引き起こさないための
喉の使い方を指導するはずの先生が、
病院に行くことを勧めるということは
一体どういうことなのでしょうか?

考えてみてください。

このことからも分かるように、
良い歌の先生がいない、
というのが実態なのだと思います。

どうやったら声のストレスがなくなるの?

喉が歌の楽器として
正しく機能さえしていれば、
喉に問題が起こることはまずありません。

特別、喉に良いことを心掛けたり、
喉のケアに神経質になる必要もありません。

いつでも、どんな状況でも、
身体が健康でありさえすれば、
声は出る、
ということが分かるからです。

ここで言う身体の健康には、
心の健康も含まれます。

体の健康、喉の健康
だけを独立して考えるのではなく、

体と心の健康を
ひとまとめに考えることは大事です。

心の健康も、
同じように大事だということです。

ストレスのかかる状況で、
心が縮こまっている場合、
声にも大きな影響が出ます。

失敗したらどうしよう、
ちゃんとやらなくちゃ、
怒られたらどうしよう、
などと心が萎縮していたら、
伸び伸びと声を開放するなんて
できるわけがありません。

また想像してみてください。

自然に囲まれて、
広々とした空間で、
周りを一切気にすることなく
練習をするのと、

都会の小さな練習室や、
他の人の練習が聞こえてくるようなスタジオで、
人の目や耳を気にして練習するのとでは、
心の開放感が違いますよね。

また、忙しい合間の
隙間時間を見つけて、
急いで詰め込んで練習をするのと、

短い練習時間でも良いから、
ゆとりを持って練習するのとでも、
心の開放感は違います。

心と体の両方共が、
正しく機能してはじめて、
美しい歌声が生み出せるのです。

そしてその状態はまさに
ストレスフリーです。

締め

喉に対して、
何の不安要素もなく、
いつでも声は出る、
という安心感があるだけで、
歌手として
ストレスフリーな生き方が
できるようになります。

声のことをいつも気にしながら、
自分を誤魔化しながら歌っていると、
性格が悪くなるような気がします。

これは私の偏見ではないと思います。

歌手にとって、
声の悩みは、
心の大きなかげりになります。

体が正しく機能していなければ、
心にも影響が出ます。

もし、良い方向へ変わっていきたい
と願うのであれば、
現実と向き合って、
自分と向き合って、
これからのみちを
見直してみる必要もあると思います。

心と体が機能して、
自分自身が自らの力を信じることができるとき、
音楽家として、
さらなるステージへと
大きく飛躍できるんだと思います。

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